【貧血対策に】美味しく飲めるおすすめのハーブティー5選(鉄分しっかり)

紅茶代わりの貧血対策ハーブティー5選【鉄分しっかり】

こんな質問をいただきました!

紅茶が好きなのですが、貧血に良くないということでハーブティーに切り替えようと思っています。
ですが、全然知識がなくて、何を選べば良いのか分かりません。
貧血対策に良い、紅茶に似た味のハーブティーってありませんか?

ということで、こちらで回答させていただきます。

普段はハーブティーの味を全く気にしない私ですが(←飲めればいいと思っている)、今回のために頑張って味も検討してみましたよ~

この記事はこんな人におススメです!

・貧血に良いハーブティーが知りたい人
・なおかつ美味しいハーブティーが飲みたい人

貧血の原因は何?

「貧血」を治すには、まずは貧血そのものを理解することが大切です。ということで、貧血の説明から。

貧血で最も多いのは、鉄不足による鉄欠乏性貧血です。

鉄欠乏性貧血は女性に多く、30代では5人に1人が鉄欠乏性貧血であるといわれているそうですよ!

女性は生理で鉄を失いやすいので、体内の鉄が不足して貧血を起こしてしまう人が多いようです。まあ、こればっかりは仕方ないですよねー。

そんな私も実は貧血気味でして、緑茶を飲みすぎるとめまいを起こすことがあります。(だから飲み過ぎないようにしています)

これも緑茶や紅茶・コーヒーに含まれる「タンニン」が鉄と結びついてしまい、鉄が吸収されにくくなるのが原因だそうです。

つまり鉄不足ということ。

そのため、貧血対策は鉄分をとることが大前提になります。

どうして鉄が不足すると貧血になるの?

鉄は、赤血球に含まれるヘモグロビンをつくる成分の1つです。

ヘモグロビンは体中に酸素を運んでいるので、不足すると体が酸欠状態となり、寒気、めまい、耳鳴り、吐き気、顔色の悪さなど、様々な症状が現れます。

これが「貧血」です。貧血はヘモグロビン不足なんですね。

貧血対策ハーブティー_ヘモグロビンとは

ヘモグロビンをつくるために鉄はもちろん欠かせませんが、鉄を効率よく取り入れるにはビタミンCが不可欠です。

また、赤血球を正常につくるためには、造血のビタミンと呼ばれる葉酸も必要になります。

つまり貧血対策には、鉄と一緒にビタミンCと葉酸もとれるハーブティーがおすすめということになります。

貧血対策のハーブティーブレンド1

ネトル

ネトル

ネトルのハーブティーの説明

学名Urtica dioica
使用部位:葉
作用:利尿・浄血・造血
禁忌:知られていない。ただし心臓および腎臓の機能低下による浮腫がある場合は洗浄療法は行わない。
副作用:知られていない
相互作用:知られていない

引用:林真一郎編(2010)『メディカルハーブの事典 – 主要100種の基本データ』 東京堂出版

貧血と言えばネトル。貧血対策に必要な3点セット(鉄・葉酸・ビタミンC)をすべて含んでいる、「造血」のハーブです。

また、ネトルにはクロロフィル(葉緑素)も多く含まれています。クロロフィルは血液中のヘモグロビンと構造がよく似ているので、貧血に良いと考えられているそうですよ。

葉緑素は植物の成分ですが、人間の血液の色素であるヘム(ヘモグロビン[※1]の中の中心構造)と似た構造をしており「緑の血液」といわれます。体内に摂取された葉緑素は、血液中で鉄と結合し、赤血球や筋肉のヘモグロビンなどの色素に変わります。

引用:『葉緑素(クロロフィル) | 成分情報 | わかさの秘密』https://himitsu.wakasa.jp/contents/chlorophyl/

ヘモグロビン不足が貧血の原因なので、これはありがたいですね~

マルベリー

マルベリー(桑)

マルベリー(桑)のハーブティーの説明

学名Morus alba
使用部位:葉部
作用:α-グルコシターゼ阻害による血糖調整
禁忌:知られていない
副作用:まれに腹部膨満感。
相互作用:知られていない

引用:林真一郎編(2010)『メディカルハーブの事典 – 主要100種の基本データ』 東京堂出版

マルベリーというと「外国のもの?」と思ってしまいますが、桑茶(クワ茶)は日本では鎌倉時代から飲まれているお茶です。なので、道の駅などに行くと大量に売られていたりします。(そして買う)

こちらも鉄やクロロフィルを多く含むので、貧血対策にピッタリですよ。

ネトルとマルベリーのブレンド

ネトルは草っぽい味で、マルベリーは薄い緑茶のような味です。なので、この2つをブレンドすると「草っぽい緑茶味」になります。

それでOKならそのまま飲んでいただきたいのですが、味を紅茶っぽくするために「ルイボス」を使います。

ルイボス

ルイボスのハーブティーの説明

学名Aspalathus linearis
使用部位:葉部
作用:抗酸化・代謝促進
禁忌:知られていない
副作用:知られていない
相互作用:知られていない

引用:林真一郎編(2010)『メディカルハーブの事典 – 主要100種の基本データ』 東京堂出版

ルイボスは紅茶風味でノンカフェインなので、「飲みにくかったらブレンドしたらいいよ」とおススメされる使い勝手の良いハーブの代表です。私もよく使います(笑)

味が強めなので、ネトルの草っぽさもマルベリーの緑茶っぽさも、いい感じに消し去ってくれます。

私はこんな感じの分量で入れるのが好きですが、色々試してあなた好みの味をぜひ見つけてみて下さいませ。

ネトル2     
マルベリー2
ルイボス1

ですが、貧血対策から見るとルイボスには欠点があります。それは「タンニン」が含まれているということ。

タンニンは鉄と結びついて鉄分の吸収を邪魔してしまうので、なるべくない方が好ましいのです。なので「ネトルとマルベリーだけでOKならそのまま飲んでほしい」と書きました。

とはいえ、ルイボスのタンニンは少な目なので、それほど気にすることはないかと思います。

気になるなら、次のブレンドでご紹介する「ローズヒップ」を入れるといいですよ!

お茶はおいしく飲めるのが一番ですよね~

貧血対策のハーブティーブレンド2

ハイビスカス

ハイビスカス

ハイビスカスのハーブティーの説明

学名Hibiscus sabdariffa
使用部位:がく
作用:代謝促進・消化機能促進・緩下・利尿
禁忌:知られていない
副作用:知られていない
相互作用:知られていない

引用:林真一郎編(2010)『メディカルハーブの事典 – 主要100種の基本データ』 東京堂出版

鉄を多く含んでいるハーブです。酸味が強いのと、綺麗な赤色のお茶になるので、暑い夏に好まれます。

華やかな見た目のお茶なので、お客さんが来た時にピッタリだと思います。

ローズヒップ

ローズヒップ

ローズヒップのハーブティーの説明

学名Rosa canina
使用部位:偽果
作用:ビタミンC補給・緩下
禁忌:知られていない
副作用:知られていない
相互作用:知られていない

引用:林真一郎編(2010)『メディカルハーブの事典 – 主要100種の基本データ』 東京堂出版

ビタミンCを多く含んでいるので、鉄の吸収を助けてくれます。

ハイビスカスとローズヒップのブレンド

ブレンドしてそのまま飲んでも良いですが、酸っぱいのが苦手ならハチミツを入れると美味しくなります。

ハイビスカスは酸味が強いので、困ったときのルイボスが使えません。一度ブレンドしてみたら、酸っぱいのか何なのかよく分からない味になってしまいました。

私のおすすめは、エルダーフラワー・オレンジピールとのブレンドです。

エルダーフラワーはマスカットのような風味がするので、ハイビスカスとのブレンドにピッタリなんですよ!オレンジピールはなくてもいいのですが、あった方が味に深みがでる、ような気がします。(自信はない)

ハイビスカス2     
ローズヒップ1
エルダーフラワー1
オレンジピール1

エルダーフラワー

エルダーフラワーのハーブティーの説明

学名Sambucus nigra
使用部位:花
作用:発汗・利尿・抗アレルギー
禁忌:知られていない
副作用:知られていない
相互作用:知られていない

このハーブの詳しい記事はこちら

引用:林真一郎編(2010)『メディカルハーブの事典 – 主要100種の基本データ』 東京堂出版

オレンジピール(ダイダイ)

オレンジピール(ダイダイ)のハーブティーの説明

学名Citrus aurantium
使用部位:果皮
作用:鎮痙・健胃・整腸・鎮静・消化機能亢進
禁忌:知られていない
副作用:知られていない
相互作用:知られていない

引用:田村正隆(2011)『いちばんわかりやすい ハーブティー大事典』 株式会社ナツメ社

エルダーフラワーは「インフルエンザの特効薬」といわれるほどのお茶なので、風邪のひき始めにこのブレンドを飲むのもおススメですよ♪

貧血対策のハーブティーブレンド3

ラズベリーリーフ

ラズベリーリーフ(ヨーロッパキイチゴ)

ラズベリーリーフ(ヨーロッパキイチゴ)のハーブティーの説明

学名Rubus idaeus
使用部位:葉部
作用:鎮静・鎮痙・収れん
禁忌:知られていない
副作用:知られていない
相互作用:知られていない

引用:林真一郎編(2010)『メディカルハーブの事典 – 主要100種の基本データ』 東京堂出版

実はこのラズベリーリーフ、入れようかどうしようか最後まで迷ったハーブです。

というのも、本によって貧血対策に良いと書いてあったり、何も書いていなかったり、よくわからないハーブなのです。

なのですが、「紅茶っぽい味」という点では、これまでご紹介したハーブの中でNo.1です。このハーブだけで十分おいしいのです。めっちゃ好き。

たとえば私が心の中で(勝手に)師匠と呼んでいる「おおそねみちる」さんの本では、適応に「貧血」と書いてあります。

また、「メディカルハーブレシピ」という本でもこのように書かれています。

最も有名で広く使われる女性用強壮ハーブです。特に妊娠中の強壮剤として評価を得ています。子宮と骨盤部に栄養を与え、調子を整えるアルカロイドであるフラガリンをはじめ、カルシウム、鉄分、リン、カリウム、ビタミンB・C・Eなどのビタミンやミネラルも豊富に含んでいます。

引用:ローズマリー・グラッドスター(2012)『メディカルハーブレシピ』東京堂出版

そこまで書いてあるならもういいじゃないと思うのですが、気になるのが「タンニン」。

ラズベリーリーフは、鉄の吸収を妨げるタンニンが、ルイボスと違って多めに含まれているのです。

そこがものすごく気になるのですが、でも貧血に良いと紹介している本もあるし、なにより美味しいので、こちらでも紹介させていただきました。

タンニンに対抗するために、ビタミンCたっぷりのローズヒップとブレンドするのがおすすめです。
それにプラスして、オレンジピールも入れると紅茶っぽさが増しますよ!

ラズベリーリーフ3     
ローズヒップ1
オレンジピール1

タンニンは高温でよく抽出されるので、少し冷ましたぬるめのお湯でハーブティーを入れるといいんじゃないかと思います。

まとめ

貧血に良いハーブティーのまとめです。

貧血について

貧血で最も多いのは、鉄不足による鉄欠乏性貧血。
そのため、貧血対策には鉄と、鉄の吸収を助けるビタミンCが必要。また、造血のビタミンと呼ばれる葉酸も良い。

おススメのハーブ

①ネトル
鉄、ビタミンC、葉酸を含む。血を増やす造血の作用がある。

②マルベリー
鉄やクロロフィルを多く含む。

③ハイビスカス
鉄を多く含む。

④ローズヒップ
鉄の吸収を助けるビタミンCが豊富。

⑤ラズベリーリーフ
ビタミン・ミネラルが豊富。タンニンが気になるので、ローズヒップとブレンドするのがおすすめ。

ブレンドについて

3種類のブレンドティーをご紹介しましたが、私の一番のおススメは、ネトルとマルベリーのブレンドティーです。

貧血という点でみたら、やっぱりネトルがイチオシなので。

ですが、こればかりだとつまらないし、違う味も楽しんでもらいたいので、他2つのブレンドティーも飲んで頂ければ嬉しいです。

貧血にお悩みなら、いつもの紅茶の代わりに時々ハーブティーを飲むと、体も変わってくるのではないかと思います。

参考になれば幸いです!

ハーブティーを飲む際の注意事項
  • 他の薬と一緒にハーブティーを飲んではいけません。
  • 妊婦さんや授乳中の方は、お医者さんに相談してください。
  • 小さなお子さんは、薄めて飲むようにして下さい。

(余談)
今回の記事のために色々実験してみようと、ネトルとマテをブレンドしたお茶を作ったら、私は美味しいと思ったのですが夫からは「象の匂いの味がする」と言われました。
象の匂いの味って何ーー!!??

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