新年早々に39度の熱をだして寝込んでいました。

本来なら絶対に病院へ行くべきですが、熱にうかされた頭で「でもこの状態でハーブティーを飲めば、どう体に作用するのか検証できるじゃん」とウッカリ思ってしまい、実験に使ってしまいました。

こんな私のマネをせず、皆さんには病院へ行ってほしいのですが、何かの参考になるかもしれないのでレポートします。

【実録】私の風邪対策ハーブ活用術1の続きになります。

 

去痰作用のあるハーブティーを飲む

そして迎えた3日目の朝。(1月6日)

熱をはかると36度8分にまで下がり、体も「ものすごくダルい」から「ダルい」レベルにまで下がりました。

しかしここで新たな問題が出てきます。

「痰(たん)」と、それに伴う「咳(せき)」です。

 

いえ、実はずっと痰も咳も出ていたのですが、それより高熱や倦怠感の苦しみの方が上だったので無視していただけです。
他が収まってきたので辛くなってきたのです。

 

といっても喉に痛みがあるわけではないので、咳は大したことありません。
どちらかというと、あとからあとから出てくる痰の方が辛かったのですが、体の中にいる病原体を外へ追い出すために働いてくれている痰をむやみに止める訳にはいきません。

というわけで、痰を出しやすくするハーブを飲むことにしました。

一刻も早く病原体を外に追い出して、痰が出る必要をなくすという作戦です。

 

飲んだハーブは

・ジャーマンカモミール
・フェンネル

のブレンドです。

フェンネルが痰を出しやすくするハーブで、ちょっとピリッとします。

ジャーマンカモミールは、引き続きリラックス作用で体を休めるためにブレンドしました。

このブレンドだけはどう効いたのか検証することができないのですが、次の日には痰でそれほど悩んでなかったと思います。

ハーブティーを飲み始めて4日目の1月7日にはすっかり良くなり、近所のスーパーに買い物にも行きました。
(もちろんマスクをして)

 

喉が痛くならないように気をつけた

ハーブのおかげでそれほど苦しまずに治せた風邪ですが、1つだけずっと気をつけていたことがあります。

それは「喉が痛くならないように気をつける」こと!

 

喉が痛くなると、ひどい時は唾を飲み込むのも辛くなるので、ハーブティーも飲めなくなります。

それはできれば避けたかったので、

①加湿器をかけて空気を乾燥させないようにする

②空気が乾燥している場所では必ずマスクをする

③痰を溜めず、なるべく外に出す

を心がけました。

 

特に③は大事ですねー。

痰を喉に溜めていると、そこから炎症が始まるので、なるべく溜めないことを心がけました。

痰を飲み込んでも胃液で分解してくれるのでしょうが、ティッシュなどで外に出す方が体の回復が早まるので、なるべく外に出す方がおすすめです。

どちらも個人的な経験による意見なのですが、もし風邪のたびに喉の痛みで困っておられるなら一度試してみてくださいね。

まとめ

①風邪の初期で、熱が高くて寒気がするとき

→発汗作用のあるハーブ
 エルダーフラワー、リンデン

 

②風邪がある程度落ち着き、とにかく体を休めたいとき

→リラックス作用のあるハーブ
 ジャーマンカモミール、セントジョンズワート、リンデン

 

③風邪後の回復期で、かつ痰をどうにかしたい時

→痰を出しやすくしてリラックスするハーブ
 フェンネル、ジャーマンカモミール

 

体力のないお年寄りや、体が小さいお子さんの場合、①②はリンデン、③はフェンネルだけでも良いかもしれません。
どちらもドイツでは小児科で処方されるハーブです。
(もちろん39度も出たら絶対に小児科に行くべきですが)

 

良かったら参考にしてくださいねー

こちらの記事も合わせてどうぞ!

風邪の時の症状別おすすめハーブ2

頭痛がひどい風邪の漢方薬

各ハーブの説明

①エルダーフラワー
学名:Sambucus nigra
部位:花
作用:発汗、利尿、抗アレルギー
適応:風邪・インフルエンザの初期症状、花粉症などのカタル症状

風邪・インフルエンザの際に発汗剤としてよくリンデンと組み合わせて用いられる。
発汗作用のメカニズムは解明されていないが、フラボノイドとフェノール酸によるものと考えられている。

 

②リンデン
学名:Tilia europaea
部位:葉
作用:発汗、利尿、鎮静、鎮痙、保湿(外用)
適応:風邪および風邪による咳、上気道カタル、高血圧、不安、不眠

鎮静、発汗、利尿の3つの働きがあることからヨーロッパの植物療法では古くから高血圧や不眠、風邪やインフルエンザに用いられてきた。

 

③ジャーマンカモミール
学名:Matricaria chamomilla / Matricaria recutita
部位:花
作用:消炎、鎮静、鎮痙、駆風
適応:胃炎、胃潰瘍、生理痛、皮膚炎・口内炎には外用で使用

胃炎、疝痛、生理痛、冷え症、不眠など幅広い薬効を示すため、どこの国でも「緑の薬箱」の定番ハーブとなっている。

 

④セントジョンズワート
学名:Hypericum perforatum
部位:開花時の地上部
作用:抗うつ、消炎、鎮痛
適応:神経疲労、軽度~中程度の抑うつ、季節性感情障害、生理前症候群、創傷、火傷
次の医薬品と飲み合わせないこと:抗HIV薬、免疫抑制剤、血液凝固防止薬、強心薬、気管支拡張薬、経口避妊薬

暗い心に明るさを取り戻すことから「サンシャイン・サプリメント」と呼ばれ、季節性感情障害にも用いられている。

 

⑤フェンネル
学名:Foeniculum vulgare
部位:果実
作用:駆風、去痰(分泌促進性、溶解性、抗菌性)
適応:鼓腸、疝痛、上気道カタル
副作用:まれに皮膚や呼吸器のアレルギー反応

鎮咳、去痰、駆風剤としてドイツでは小児科でシロップやハニーなどの剤型で活用されている。

『メディカルハーブの事典』林慎一郎[編]より

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