我が家は車を持っていないので、どこまでも自転車で駆け抜ける生活を続けています。
そこで、「どうせ自転車をこぐなら脂肪燃焼に良いお茶はないかしらー?」と思って調べてみると、良いお茶を発見しました。
世界3大ティーの一つである、マテ茶です。
おすすめなハーブティー:マテ
マテ
学名:Ilex paraguariensis
使用部位:葉
作用:興奮・利尿・グリコーゲン分解・脂肪分解
禁忌:知られていない副作用:知られていない相互作用:知られていないその他:過量あるいは長期の使用は不可。カフェインを含むので、妊娠中は飲まない。
引用:林真一郎編(2010)『メディカルハーブの事典 – 主要100種の基本データ』 東京堂出版
マテ茶はカリウム、カルシウム、鉄分、ビタミンB群、ビタミンCなど栄養素が豊富で、通称「飲むサラダ」と言われています。
このお茶が素晴らしいのは、ビタミンB群が含まれていること!!
私の手元には「メディカルハーブの事典(東京堂出版)」という本がありますが、100種のハーブを紹介してくれているこの本でも、ビタミンB群が主要成分として含まれているハーブはほとんどありません。
あとはガーリックとマカぐらいでしょうか?
このビタミンB群の特にビタミンB2が、脂肪燃焼に欠かせないのです。
脂肪燃焼にビタミンB2
ビタミンB2は、三大栄養素全体の代謝に関わりますが、とくに脂質がエネルギーにかわるときに重要な役目をしています。
食物から吸収した糖質や脂質は、活動に必要なだけ燃焼し、余ると脂肪として細胞に蓄えられます。ビタミンB2が不足すると脂質が燃焼しにくく、蓄積される一方になるので太りやすくなります。
安田和人(監修)(2013)『図解 栄養の基本がよくわかる事典』株式会社西東社
これを読んでいただいたら分かるように、ビタミンB2が不足していたら、どんなに運動しても脂肪燃焼効果が低いです。
運動しても脂肪が減らないなんて、そんな悲劇があるでしょうか?
エネルギー消費量が多いほどビタミンB2も必要になってくるので、運動が大好きならぜひ積極的に摂ってください。
うなぎやサンマにも入っていますよ。
ビタミンB群はお互いに影響しあっているので、「B2」の単体で摂るより「ビタミンB群」として摂る方が効果的と言われています。
マテ茶にはビタミンB群が含まれているので、その意味でも嬉しいですね。
カフェインで集中力アップ
運動には、実は集中力も大事です。
筋トレやウォーキングで、こんな言葉を聞いたことはありませんか?
- 太ももの前の筋肉に効いているのを感じながらスクワットしてください
- お腹を意識して姿勢よく歩いてください
運動は、ただ歩いたり筋トレするよりも、イメージしながらする方が効果が高いと言われています。
そこで必要なのが集中力。注意があっちこっちに散らばっていると、イメージできませんからね。
マテにはカフェインが1~2%含まれています。
カフェインは中枢神経を刺激して注意力を高めてくれる上に、疲労感を回復してくれます。
(なので、市販の「元気になる系」ドリンクにはほとんどカフェインが入っています。)
また、カフェインも代謝を高めてくれるので、ビタミンB2とセットでより効果的に働いてくれそうですね!
カフェインは熱湯によく溶ける性質があるので、カフェインをしっかり摂るなら熱いお湯でマテ茶を入れてください。
ただし、飲みすぎると(心拍数を高めて)心臓に負担をかけたり、不眠などの原因などになってしまうので、過剰摂取しないように気を付けてくださいね。
逆に、「カフェインはちょっと…」という方は、水出しでマテ茶を飲むと良いですよ。
注意
とても良いお茶なのですが、安全性の観点から、マテ茶を飲みすぎたり、長期的に飲むことは避けた方が良いとされています。
また、カフェインを含んでいるので、妊娠中の場合は避けてください。寝る前も飲まない方がいいです。
まとめ
「脂肪燃焼に良いハーブティー:マテ茶」ということで、
おススメの理由1
脂肪燃焼に欠かせないビタミンB2が入っている
おススメの理由2
集中力アップと疲労を回復してくれる、カフェインが入っている
でした。
せっかく運動をするなら、少しでも脂肪燃焼に効果のある方法でやりたいですよね!
この記事が参考になれば幸いです。
- 他の薬と一緒にハーブティーを飲んではいけません。
- 妊婦さんや授乳中の方は、お医者さんに相談してください。
- 小さなお子さんは、薄めて飲むようにして下さい。