現在、さらなる向上をはかってメディカルハーブの資格を勉強中なのですが、美容や健康について学べば学ぶほど「この2つは同じだな」と(今更ながら)感じます。

妹が大学生の頃、

「顔が少々イマイチでも、髪と肌が綺麗なら可愛く見えると思わない?」

と言っていましたが、そう感じる人は多そう。私もそう思います。
(特に男性は清潔感を好むし)

少なくとも「輝くようにすべらかな肌」と「天使の輪ができるほど艶やかな髪」をもつ人に、醜さを感じたりはしません。

この見た目の美しさに、体内の健康が関わってくるのです。

健康は美しさに直結する

そもそも「美容」と「健康」はどう違うのか、goo辞書でそれぞれ調べてみました。

美容

1.顔やからだつき、肌などを美しく整えること
2.美しい顔かたち。美貌。

健康

1.異状があるかないかという面からみた、からだの状態
2.からだに悪いところがなく、丈夫なこと、また、そのさま。
3.精神の働きやものの考え方が正常なこと。また、そのさま。健全。

『デジタル大辞泉』より

つまり

美容=見た目
健康=見た目(異状がないか)+中身

ってことですね!

※異状というのは「普通と違う変わった状態」のことを指します。(書き間違いではないですよ)

 

具体的に肌で説明すると、肌荒れは美しくないので美容にとってよくない状態です。
かつ「異状」なので、健康でもありません。

肌荒れの原因には偏った食生活や寝不足やストレス過多などがありますが、この状態を放置しておくと病気へまっしぐらなのはご存じの通り。

偏った食生活→高血糖や脂質異常症→糖尿病や動脈硬化
寝不足→免疫力低下→風邪でダウン
ストレス過多→胃潰瘍や自律神経失調症

今ちょっと思いついただけでも、これぐらいはあります。

 

大きな病気になったら大変なので、「肌荒れ」がそうなる前に体内の異状を教えてくれているのです。

つまり常に健康でいれば、それは見た目の美しさに直結するという訳です。

 

抗酸化物質を摂ろう

美容と健康を損なう原因の一つに「活性酸素」があります。

活性酸素とは不安定な状態の酸素のことで、人間が生きていくために酸素を必要とする限り避けては通れない物質です。

体内に侵入した病原菌を攻撃するというメリットもありますが、増えすぎると遺伝子を傷つけ、病気やシワや老化の原因となります。

要は、体がサビます。

体もサビるってばよ

放っておいても紫外線・添加物・大気汚染・農薬・たばこ・アルコール・ストレスなどで増えていくので、常に「抗酸化物質」で対抗しなくてはいけません。

 

抗酸化物質を増やすには、一言でいえば「バランスの良い食生活」が大切なのですが、ふんわりし過ぎなので大まかに説明すると、

タンパク質
→体内で抗酸化物質として働く酵素の材料

ビタミン、ミネラル
→抗酸化物質として働く酵素を助ける

フィトケミカル成分
→抗酸化作用をもつ。ポリフェノールとかリコピンとか。

などが必要になります。

 

オススメのハーブティー

せっかくなので、オススメするお茶も書いてみます。

フィトケミカルとは植物化学のことなので、お茶は(基本的には)何を飲んでもフィトケミカル成分が豊富です。

その上でさらに、

マルベリー(桑茶)
→ミネラルが豊富

マテ
→飲むサラダと呼ばれ、ビタミンやミネラルが豊富

ネトル
→ビタミンやミネラルが豊富

ダンディラインやミルクシスル
→酵素の活性に必要な肝臓を元気にする

などを飲んでみてはいかがでしょう?

(他にも色々あるけどありすぎなので、「ビタミン・ミネラル・酵素」で絞って考えてみました)

 

また、お茶だけでは水に溶ける成分しか摂取できないので、

ビタミンA
 →レバーやウナギなど

βカロテン(体内でビタミンAにかわる)
 →人参や春菊など

ビタミンE
 →アーモンドやカボチャなど

タンパク質
 →「安いから豚だけ」とかはダメ。色々食べる。
  植物性+動物性も組み合わせる

などもしっかり食べてください。
(だから結局「バランスの良い食生活」になるっていう)

 

コラーゲンはガン予防にもなる

ここで一つ、美容と健康が直結しているという具体例を。
コラーゲンが美容に必要なのは誰でもご存じだと思いますが、実はガンの転移防止にもなるって知ってました?

 

ガンとは言ってみれば「働かない細胞」です。

何もしないくせに食べてばかりで、そのくせ勝手に細胞分裂を繰り返し、無限に仲間を増やし続けます。

何もしないので増えれば増えるほど臓器の機能は低下し、やがて死にいたります。

知れば知るほど恐ろしく、また腹のたつ病気ですが、その予防になんとコラーゲンが役立つのです。

ガン細胞は転移するとき、まず周りにあるコラーゲンを溶かし、そこから手を伸ばすように突き進みます。

つまりコラーゲンが邪魔だから溶かしているわけで、コラーゲンがたくさんあればガンの増殖を防ぐバリアとなってくれます

 

健康な体の人でも一日に多くのガンが生まれると言われており、免疫システムが毎日攻撃を繰り返しています。

何らかの理由で取りこぼしたとしても、ガンは大きくなるまでに約10年かかるといわれているので、増殖を防ぐためにもぜひコラーゲンを増やしてくださいね!

 

まとめ

「健康を目指せば綺麗はついてくる」ということで

・見た目の美しさは体内の健康に左右される
・美容と健康のために抗酸化物質は外せない
・コラーゲンはガンの増殖を抑制している

でした。

最後のコラーゲンは美容からの逆パターンでしたが、美容に良いことは健康に良いので、当然といえば当然。

美容からでも健康からでも良いので、できる事からはじめて、ぜひ美しい自分を目指してくださいね!

今回ご紹介したハーブ

マルベリー(桑茶)
学名:Morus alba
使用部位:葉
作用:αーグルコシターゼ阻害による血糖調整

マテ
学名:Ilex paraguayensis
使用部位:葉
作用:興奮、利尿、グリコーゲン分解、脂肪分解
注意:過量あるいは長期の使用は不可。カフェインを含むので、子供や妊娠中の人は避ける。

ネトル
学名:Urtica dioica
使用部位:葉
作用:利尿、浄血、造血

ダンディライン
学名:Taraxacum officinale
使用部位:根
作用:強肝、利胆、緩下、利尿、浄血、催乳
禁忌:胆道閉鎖、胆のう炎、腸閉塞の人
※キク科アレルギーの人は注意

ミルクシスル
学名:Silybum marianum
使用部位:種子
作用:抗酸化、細胞膜安定、タンパク合成促進
※キク科アレルギーの人は注意

『メディカルハーブの事典(東京堂出版)』より

※他の薬と一緒にハーブティーを飲んではいけません。
※妊婦さんや授乳中の方は、お医者さんに相談してください。
※小さなお子さんは、薄めて飲むようにして下さい。

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