便秘に良かったとよく聞くお茶

便秘に悩んでいる方は多いですよね!
「ハーブの勉強してるんだ~♪」って友達に言ったら「便秘にいいお茶知らない?」って必ず聞かれます。

個人的に一番おススメだと思うのは「タンポポ茶」なので、理由を踏まえつつご紹介したいと思います。

(一部、私が以前違うブログで書いた内容がのっています)

タンポポについて

ダンディライオン
学名:Taraxacum officinale
使用部位:根

肝臓の不調や便秘改善、母乳の出を良くする目的などで使われる。
根をローストしたノンカフェインの「タンポポコーヒー」としてもおなじみ。

禁忌:胆道閉鎖、胆のう炎、腸閉塞の人

肝臓に働きかけ、母乳の出を良くし、アーユルヴェーダでは体質改善に用いられるなど多くの働きを持ちますが、「便秘」に目を向けるなら

穏やかな下剤として便秘を解消し、腸内環境を改善する

という点がポイントになります。

ポイント1:悩み解決率が高い

私のこれまでの経験で、「便秘に良かった」と一番聞いたことがあるお茶は、タンポポです。

初めてハーブティーを教えてくれた先生は
「これを飲みすぎるとお腹がゆるくなるから、私は飲みすぎないようにしてます」
って言っておられました。

この前ハーブティーを買いにいったお店のお姉さんも
「私はこれで便秘が治ったんですよー」
とおっしゃっていました。

ハーブに携わっている人たちが揃いもそろってタンポポを選び、言っているのだから、結構な頻度だと思います。

ポイント2:イヌリンが含まれている

「イヌリン」とは水溶性の食物繊維のことです。
腸内で水分を吸収してヌルヌルのゲル状になり、便の水分量を増やしてくれる働きがあります。

便は固いままだと出しにくく、水分を含むと出しやすくなるのは、経験でなんとなくお分かりかと思いますが、この前テレビで「サタデープラス」を見ていたら、熊本の菊芋を紹介していて、「イヌリンを含んでいるから便秘に良いよ」と全く同じことを言っていました。

お医者さん監修のテレビで言っていたのだから、イヌリンの効果は間違いないのでしょう!
(他力本願!)

ちなみにイヌリンが腸内環境に良いのは「排便を促すから」という理由だけではなく、腸内で善玉菌のエサとなって善玉菌を増やす働きもあるからです。

便秘のひどい方は、腸内で悪玉菌が優位な環境になってしまっている可能性が高いので、積極的に摂ることをオススメします。

ポイント3:胆汁の分泌を促してくれる

タンポポは肝臓に良いハーブとしても有名です。
タラキサシンという成分が肝機能を元気にして、脂肪の消化・吸収で使う胆汁の分泌を促進してくれます。

胆汁が十分に作られないと小腸で栄養の消化吸収が悪くなり、水分ばかり多く吸収されて、栄養素を取り逃がしてしまいます。

吸収されなかった栄養素は、腐って悪臭を放つばかりでなく便秘の原因となってしまいます。

飲み方

ハーブティーショップのお姉さんは

「毎日飲んでいたら3日ぐらいで効果があった。便秘で悩んでいたころは毎日飲んでいたけれど、今は飲んでいない。たまに便秘気味になったら飲むぐらい。それでもすぐに効果がでる」

とおっしゃっていました。

個人差があるので難しいですが、便秘のために1週間ぐらい続けて飲んでみてはいかがでしょうか?

※他の薬と一緒にハーブティーを飲んではいけません。
※妊婦さんや授乳中の方は、お医者さんに相談してください。
※小さなお子さんは、薄めて飲むようにして下さい。

何でもそうですが、ハーブは「この1種類だけ飲んでいれば万病に効いて体も元気になる」というものではありません。

今回の場合でいうなら「便秘を治すため」にタンポポ茶を飲んでいるので、治ったと感じた時点で飲むのはやめて、必要な時だけ飲むようにした方が良いです。

もし毎日ハーブティーを飲みたいと思うなら、なるべくいろんな種類のハーブを飲むことをおススメします

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