【実録】3日で39度から36.8度まで下げた、私の風邪対策ハーブ活用術1

新年早々に39度の熱をだして寝込んでいました。

本来なら絶対に病院へ行くべきですが、熱にうかされた頭で「でもこの状態でハーブティーを飲めば、どう体に作用するのか検証できるじゃん」とウッカリ思ってしまい、実験に使ってしまいました。

こんな私のマネをせず、皆さんには病院へ行ってほしいのですが、何かの参考になるかもしれないのでレポートします。

 

風邪をひいた発端

去年の年末に、広島の自分の実家へ里帰りしていたのですが、甥と姪がインフルエンザにかかった状態で同じく里帰りしていて、それをもらったみたいです。
(ただし検査をしていないので、断言はできません)

いつもなら「風邪気味かな?」と思った時点でエキナセアのハーブティーやチンキ(アルコール浸けのこと)を飲むのですが、実家に里帰り中でエキナセアがなかったのでできませんでした。

エキナセア

学名:Echinacea angusutifolia / Echinacea pallida / Echinacea purpurea

免疫力をあげるハーブとして有名。
周りに風邪をひいている人がいる状態で飲むと感染を防いでくれたり、風邪の引きはじめに飲むと治りを早めてくれたりする。
★自己免疫疾患の人は飲まないでください

そのまま特に対策もせず新年を迎え、今度は夫の実家へ行って(←同じく広島にある)3日ほど滞在させてもらいました。

「なんか調子が悪い気がするなあ」と思いつつ、それでも夫の実家なので良い嫁ぶって張り切って家事を手伝っていました。
(といっても大した戦力にはならないのですが)

そんな状態で数日を過ごし、迎えた1月4日。

ついにダウンしてしまいました。

 

風邪の経過

朝からとにかくしんどくて仕方がない。咳も出るし、鼻水も出る。
熱をはかると37度6分。

眠いし、だるいし、できれば一日中眠っていたかったのですが、なんとこの日は広島から現在住んでいる東京へ戻る日。

この時点ではまさかインフルエンザ(かもしれない)とは思っておらず、熱もそこまで高くなかったため、「とにかく東京に戻ってゆっくり治そう」と考えて鼻炎の薬を飲みながら(←移動するので体を楽にしたかった)ゼーゼー言いつつ新幹線で自宅まで戻りました。

夕方になんとか帰宅し、おかゆを食べ、熱をはかるとなんと39度

この時点ではじめて「もしかしてインフルエンザかも」と真っ青になり、同じ新幹線だった人たちに心の中で懺悔しました。
(一応どんな時もマスクは外さなかったのですが…本当にすみません)

 

発汗作用のあるハーブティーを飲む

夜だったので病院が閉まっていたという理由もあり、「とりあえずハーブティーを飲んでどうにかしよう」と選んだのが

・エルダーフラワー
・リンデン

のブレンドティーです。

39度あってもまだ少し寒気がしていたのと、「熱が高い時にさらに体温を上げるものを摂って熱を外に出す」という自然療法の考え方にそって、どちらも発汗作用のあるハーブを選びました

どれほど熱が高くても風邪の時はなるべく体を冷やさない方が良いので(頭は別ですよー)、熱めに入れたお茶が冷めないように保温バッチリな水筒に入れ、枕元に置いておきました。

とにかく熱が高いので汗の量がすごくて、2時間おきぐらいに喉が乾いて目が覚めたのですが、そのたびにお茶を飲んでまた寝る、を何度か繰り返して迎えた次の日の朝。(1月5日)

37度6分にまで下がっていました。
「ハーブティーすごい」と、ちょっとびっくりしました。

ただし、熱が下がっても体のダルさはそのままだし、熱がぶり返してもいけないので、同じブレンドのハーブティーを飲みつつ、一日中ベッドで眠っていました。

 

リラックス作用のあるハーブティーを飲む

二日目の夜を迎え、前日と同じように発汗作用のあるハーブティーを水筒に入れ、準備万端で眠りにつきました。

が、眠れない!

 

一日中寝ていたからなのか何なのか、理由は分かりませんが、体が熱くて熱くて眠れないのです。

ずっと寝ていたので、もちろんスマホをいじってもないし、テレビも見ていないし、本も読んでいません。
一日中寝ていたとはいえ、体はウイルスとずっと戦っていたのでダルさは継続中です。

ダルいのに、しんどいのに、早く楽になりたいのに眠れないこの苦しさよ!!

困って困って、最終的にまたハーブティーに頼ることにしました。

水筒に入っていた発汗作用のブレンドハーブティーを泣く泣く捨て、今度はリラックス作用のあるブレンドを作りました。

 

・ジャーマンカモミール
・セントジョンズワート
・リンデン

 

ジャーマンカモミールはハーブティーの代表といってもいいぐらいの知名度ですよね。
リラックス作用が高くて、荒ぶった心や体を穏やかに鎮めてくれます
「発汗」ほど強くはありませんが、体をじんわり温めてもくれます。

 

セントジョンズワートはリラックス作用というより、心の状態を明るくしてくれるハーブです。

風邪の時って、(私だけかもしれませんが)なんかネガティブになりません?

夫がモモ缶を買いに行ってくれないだけで「この人、私のことを愛してないんじゃないかしら?」とか思ったり。

今考えたらかなりバカバカしいのですが、この時の私は色々と気弱になりがちだったので、このハーブも一緒にブレンドしました。
(ちなみにモモ缶は、ちゃんと買ってきてくれましたよ~)

※セントジョンズワートは次の医薬品と一緒に飲んではいけません
抗HIV薬、免疫抑制剤、血液凝固防止薬、強心薬、気管支拡張薬、経口避妊薬

 

リンデンは発汗作用もあるのですが、「質の高い睡眠を与える」ハーブでもあるので、そのまま飲み続けました。

このブレンドティーを飲むと心と体が落ち着いたのか、スヤっと眠ることができました。

 

長くなったので2に続きます→

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