家にあるココナッツオイルが余っていたので、牛乳石鹸と混ぜてクレンジングクリームを作ってみました。
結論から言うと、失敗しました。
なぜ失敗したのか反省点をふまえつつ、レポートします!
※ココナッツオイルは食品じゃなくて化粧品グレードを使ってますよ!
まずは作り方
<材料>
牛乳石鹸 10g
ココナッツオイル 30g
水 30g
<やり方>
①全ての道具を消毒します(特にガラス瓶)
②おろし器で石鹸を細かくします
③細かくした石鹸とココナッツオイルをガラス瓶に入れ、湯煎にかけ、混ぜます
④石鹸がとけたところで、水を少しづつ入れながらなじませます
⑤ほどよい所で火からおろし、よく混ぜて完成!
いろいろ補足
ネットにあった作り方を参考にしましたが、発案者が誰なのかよく分からなかったので、ここにもレシピを乗せておきました。
とか言いつつ要は石鹸と水と油が混ざればいいと思っているので、作り方は適当です。
私はココナッツオイルを使いましたが、主流のオイルはオリーブオイルやアーモンドオイルでした。
(そこに失敗の元があったんですけどね!)
失敗その1:クリームなのに溶けない
まず前提として、クレンジングっていうのは、水で洗っても落ちない油性のメイクをオイルで肌から浮き上がらせて、それを水で洗い流すものじゃないですか。
だから、肌で化粧品となじんでくれないと話にならない訳で。
なのに溶けないんですよ!肌の上でガチガチなんです、この手作りクレンジングクリーム!
その失敗の理由が、おそらく(というか絶対に)ココナッツオイルを使ってしまったこと。
これしか考えられません。
ココナッツオイルは常温で固体なんです。
考えてみたらココナッツオイルを入れるとき、すでにガチガチだったからスプーンでほじくって入れたのに、なぜ思い至らなかったんだ私。
夏になれば使いやすくなるかもしれませんが、手も顔も冷え冷えの12月では全然ダメです。
溶けやしません。
失敗その2:肌が乾燥する
私だけじゃなく、この材料で作ったクレンジングクリームは多くの人に乾燥を与えると思います。
なぜかというと、ラウリン酸が入りまくっているから。
油は脂肪酸でできていて、この脂肪酸の種類で油の性質が決まります。
ラウリン酸は泡立ちが良いので石鹸やシャンプーによく使われていますが、肌への刺激性が高く、保湿力がなく、肌を乾燥させがちです。
そしてなんと、ココナッツオイルの主な脂肪酸がこのラウリン酸なのです。
牛乳石鹸は牛脂とヤシ油を使っていて、牛脂はいいんですけどヤシ油はココナッツオイルのことなので、ラウリン酸が主です。
そりゃ乾燥するわ!ていう、このレシピよ(涙)
ちなみに肌に刺激を与えにくいと言われている脂肪酸は「オレイン酸」で、オリーブオイルに多く含まれています。
だからみんな、オリーブオイルとか使ってたんですねえ。
肌に優しいクレンジングクリームを作るなら、石鹸もオリーブオイルで作られている「アレッポの石鹸」とかを使った方がお勧めです。
実はこの情報、ちゃんと勉強してたんですけど「私は大丈夫」っていう根拠のない自信でこれを作り、失敗しました。
人間って失敗しないとダメですね!
(私だけ?)
まとめ
今回は失敗でしたが、次はオイルを変えて再挑戦してみようと思います。
というか、瓶に入ってるんだからそのまま湯煎に入れて溶かして、オリーブオイルを足してみたらいいんじゃないかって書きながら気づきました。
やってみたらまたご報告します♪
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